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医療的ケアの毎日を平穏に過ごす為の記録&
子供在宅介護の苦労と工夫を紹介

チューブを使って栄養補給とは?

ななっちぃ流「経管栄養」


胃の中に水分や栄養を

チューブや押し子(シリンジ)を使って摂取する方法



3種類の経管栄養

◯鼻注と胃ろうと口腔ネラトン法

1.鼻注…鼻から胃の中にチューブを24時間365日入れっぱなし

2.胃ろう…手術をして 胃の中に直接栄養摂取する

3.ネラトン…口から胃の中に 注入のたびにチューブを抜き差しする



ななっちぃ流では

普段は口腔ネラトン法 入院中のみ鼻注



なぜ ななっちぃが経管栄養になったのか?



以前にも書いたが

元病院長の一言「 ムダな事は やめなさい 」

が始まり



新生児仮死の場合

生後4ケ月〜点頭てんかん発生確率大


分娩台で新生児仮死➡︎NICU➡︎1か月で退院➡︎哺乳瓶でミルクを飲んでいた➡︎点頭てんかん発症➡︎けいれん大発作で ホルモン注射開始➡︎ATCH治療3ケ月間 母子入院➡︎発作の回数減る=飲めるミルク量減➡︎別の病院小児神経科紹介➡︎100%鼻注生活スタート



なぜ哺乳瓶で飲めなくなったのか?

ATCH治療は 脳を委縮する事により 発作が減

しかし副作用は できていた事ができなくなる!

つまり 飲めていたミルクが飲めなくなった!

嚥下機能の低下 でゴックンが下手に!



哺乳瓶で ミルク200ccを60分 で飲ませていた


鼻注なら200cc 15分程


「本人がシンドい だけだから鼻注にしなさい」

「 ムダな事は やめなさい 」の初診


鼻注入院生活の始まりであった


しかし ゴックンの練習は やめなかった

誤嚥性肺炎にならないように気をつけながら



その努力は ムダでは なかった

療育施設の元担当医が ゴックン上手だから


「鼻注チューブ抜いてあげたい」


しかし嚥下障害あるので 口腔ネラトン法採用


ご飯や水分の時だけ チューブを飲み込んで

栄養補給をする方法



欠点は

チューブをゴックンさせ注入できる人がいない

入院中は不採用

マメに注入できない



良い点は

チューブ伝っての嘔吐が減少

自己排痰できるようになる




ななっちぃの永遠の課題である



嘔吐とタン



チューブを抜いた事により 問題解決した!



15年前は 生まれてすぐに 胃ろう という方法がなかったように思う


今 口腔ネラトン法で うまくいっている


ななっちぃ流を続けていきたい




ずっ〜と 鼻注とネラトンの二刀流?







いろいろな人の意見を聞きつつ


ななっちぃ流に選んでいきたい

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